不定愁訴とは
不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。患者様からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴です。
不定愁訴の症状

このようなの症状でお悩みではありませんか?
・憂鬱(ゆううつ)~気持ちがしずむ、楽しいことがない~
・不安緊張~気持ちが落ち着かない・どきどきして心細い~
・怒り~イライラする、怒りっぽくなる~
・耳鳴り~布団に入ると気になりだす~
・疲労、全身倦怠感~体がだるい、重い、疲れがとれない~
・動悸・めまい~心臓がどきどきする、息苦しい、めまいがする~
・頭痛 ~頭が痛い、ずっしり重く感じる、ズキズキ痛む~
・不眠 ~寝つけない、何度も目が覚める~
・食欲不振 ~おいしく食べられない、何も食べたくない~
・生活の乱れ ~服装の乱れ、昼夜逆転している、生活が不規則~
・行動の変化 ~ミスが増える、ぼんやりしている、遅刻が増える~
・何もやる気がしない ~前向きになれない~
・ひきこもり ~外出したくない、人に会いたくない~
・体中の痛みやしびれ、コリやだるさ
不定愁訴でつらい毎日

常に体調が思わしくない、何もやる気が起こらない。前向きになれない。
体が重い。朝が特につらい。
これらの症状で病院に行っても「特に異常はありませんね。ストレスでしょう」と言われることが多く、これといった対処をしてもらえずに、」ただただどうしようもないしんどさを引きずりながら、誰に相談しても「気持ちをしっかり持って頑張りなさい!」と励まされ、毎日我慢のの日々を送っている…
やがて我慢の限界がきて、眠れない、体のあちこちが痛くて動けない、食欲がない、誰とも会いたくない…
そして外へ出れなくなる。(引きこもり状態)
この段階になるとさすがに周りも騒ぎはじめ、お薬の力を借りずにはいられなくなります。
また水や空気は世界規模で汚染され、農作物も今や薬漬けの状態で栄養価も一昔前と比べて相当減ってきているといいますし、街中を席巻するファストフードのお店での俗に言う「ジャンクフード」が若者たちの主食になっている有様です。これでは肉体的にも細胞レベルでボロボロの状態ですので、軽い体調不全でさえ跳ね返す力さえ残っていないと思われます。
不定愁訴の原因

また人間は2本足で立つ、つまり直立2足歩行する動物ですから当然立っているだけで疲れます。そこでなるべく(楽)をしようとしますから、どうしても右や左、前や後ろ、上や下に体を歪めて生活をします。これはいわゆる「癖」ですから年齢を重ねるほどに、体を酷使すればするほどに歪みは大きくなっていきます。
加えて、精神的に悲しいことがあったり、失恋したり、仕事で失敗したり、家庭内で不満が募ってきたり、大きな借金を抱えたり、隣近所ともめたり・・・などなど、いわゆるどうしようもないストレスが溜まってくると、せめて体だけでも(楽)をしたいと思いますから、胸を張って背筋をシャンとして立つことも、仰向けで大の字になって堂々と寝ることもできなくなります。人間は睡眠中に体の不具合を整える生き物ですから当然結果として、体の歪みは一層ひどいものになっていきます。場合によっては呼吸することさえ満足にできなくなってくるのです。
生まれながらの「歪み」・年齢と共にひどくなる「歪み」・現代社会のストレスによる「歪み」・・・等々、本人が気づかない体の「歪み」が心の歪みの大きな原因となっていることが多いのです。
不定愁訴の治療

「精神の歪み」・「生活の歪み」・「体の歪み」・・・この3つの歪みをバランスよく整えていかなければ、今のあなたの不調を改善させることはかなわないのです。
これらの3つの歪みのすべてに関わる部分が頭と首の連結部分にある「脳幹」なのです。(いわば生命の蛇口のようなものですね)
当院ではこの3つの歪みを改善することによって、自身が持っている自己治癒力を高めることが出来ます。それにより薬に力を借りなくても不定愁訴も改善できるのです。
心の問題は体から癒す・・・これが当院の基本コンセプトです。
お困りでしたら、一人で悩んでいないでぜひ一度ご相談ください、お待ちしております。
※注意事項
当院のメンタルセラピーはあくまでも首が原因で起こる自律神経バランス障害の患者さんが対象です。精神科や、心療内科で投薬治療中の方は必ず事前にお電話にてご相談ください。
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