〒573-0022 大阪府枚方市宮之阪3丁目5-40
(京阪電車:宮之阪駅出口から徒歩30秒/駐車場:院前に3台有り)
受付時間
正座の後や、何かに手足をぶつけた時などに起こるジ~ンとしたシビレやビリッとしたシビレは一過性のものが多くそれほど心配はいりませんが、顔や手足にあまり経験したことがないようなシビレ感覚や、鈍い痛み感覚が数日感も続くような時は、体内で重大な異変が起こって、その影響で神経が圧迫を受けたり、神経の働きに異常が生じたりしていることが少なくありません。
我々体表施術者の対応範疇である、筋・骨格の歪み等による神経や血管の圧迫などで起こるシビレや痛みとは違う重篤な原因が隠れているケースがあるので、その特徴を知り、注意をしていきたいものであります。
このような部位にシビレや痛みを持続的に感じる時は、脳梗塞の疑いがあります。
特に末梢の感覚を司る視床という部位が梗塞を起こしていることが多いようですが、この場合は症状として、手先や口角のシビレはジンジン、ビリビリとしたものではなく、感覚が鈍麻になり、痛みや熱を感じにくくなるといったような、皮が一枚貼ったような鈍い感じがすると表現されることが多いです。
また、左右どちらかに症状が現れるのも特徴の一つで、感覚が鈍っている部位をつねってみて、反対側の同じ部位をつねったときと違う感覚であれば、脳梗塞の発症を疑って、早急に専門医での診察を受けることが重要です。
左肩から左脇の下(二の腕の内側)に突然「ド~ン」と何かにぶつけたような衝撃と共に鈍い痛みが起こり、その後も鈍い痛みやシビレ感が続くようなら、心臓の異常を疑ったほうが良いでしょう。
心筋梗塞の発作は、胸を締め付けられるような激しい痛みが特徴ですが、初期の段階の症状が軽い時は、胸から離れた左側の肩や腕、小指などに鈍い痛みやシビレを感じることが多いのです。
これらの症状は、運動機能的にはほとんど問題がないため、軽く見られて放置されがちですが、近い将来に命に関わるような本格的な発作が起こる可能性が極めて高いので、素人判断はやめてすぐに専門医を受診しましょう。
左右どちらかの上腕内側部(二の腕)にしびれや痛みを感じ、最初は軽かったものが、だんだん強くなり、数ヵ月後にはえぐられるような激しい痛みに移行してくれば、肺がんを疑ってください。
肺の中でもガンが起こりやすい上肺部の周囲には、腕や手に向かう神経が集中しており、ガンができるとそれらの神経が徐々に圧迫され、痛みやシビレが起こってきます。肺がんは進行が早いので、上腕内側部に異常なしびれや痛みを感じたら、軽いものでも躊躇なく専門医を訪ねましょう。
脊髄や脊椎に腫瘍ができると、神経が圧迫されて、上肢や下肢の広い範囲に麻痺を伴うしびれが現れます。
腫瘍やガンの場合は、安静時でもシビレや麻痺に襲われ、激しい痛みを伴うことが特徴です(疼痛回避姿勢が無い)、脊椎腫瘍の場合は、ほかの臓器に起こったガンが転移した転移性骨腫瘍のことが多いため、このような症状があらわれたら、MRI検査可能な施設での早期精査が肝要です。
初期のうちは気づかないほどの軽い違和感(シビレというよりも感覚がぼけた感じ)から始まるのですが、そのうちに両足の靴下を履く部分や、両手の手袋をつける部分に左右対称に静電気に触れたような、ピリピリとしたシビレが現れてきます。
またそのまま異常に気付かずに放置していると、やがて感覚が麻痺してきて、熱感などを感じなくなり、危険な状況に進んでいくことになります。こうした症状は糖尿病が原因のことが多く、ひどくなってきた時にはすでに腎臓などに合併症が起こっている可能性もあるので、血糖値が高めの人はこれらの症状には特に注意が必要です。
上記の症状を病院で検査しても異常がないときは、筋骨格の歪みが神経や血管をいじめていることが多いので、ソフトな全身調整法で改善しましょう!
〒573-0022
大阪府枚方市宮之阪3丁目5-40
京阪電車:宮之阪駅出口から徒歩30秒
駐車場:院前に3台有り
9:30~12:30/15:30~19:00
日・祝・木・水曜午後