肩甲骨付近の背中の痛み、原因は?実は内臓も関係している?
肩甲骨付近の背中の痛み、
当院の患者様からもこの周辺に
痛みやダルさや違和感をよく感じるとお聞きします。
肩甲骨付近の背中の痛みの原因は何か⁇
ほとんどは、姿勢の悪さや運動不足が原因で筋肉が硬くなり、痛みやダルさに繋がると言われていますが、
内臓の不調が原因でも、その反射痛として、
この周辺に症状が出ることが多いようです。
内臓からの反射痛
左肩甲骨周辺の痛みは⁇
胃などの消化器系の異常による反射痛として、
左の肩甲骨周辺の症状が出ることに繋がると言われています。
他にも精神的につらい時やストレスがたまっている時にも、同じ箇所に反射痛が出るようですが、これもストレスによって胃がいじめられている結果もしれませんね。
※(この時に睡眠障害でも重なっていれば間違いなく鬱などのメンタル疾患と診断されることが多いようです)
右肩甲骨周辺の痛みは⁇
また肝臓や胆のうの反射痛として、
今度は逆の右肩甲骨周辺の症状に繋がると言われています。
肝臓は解毒の作用を持っており、添加物等の過剰処理によって毎日必死で稼働していますが
我慢強く出来ているため、なかなか異常信号を出さず、沈黙の臓器とも言われ、
気づいた時にはかなりのダメージとなっていることが多いので、
痛みや違和感がなくてもこの部分に、硬さや鈍痛を感じ始めたときは要注意と言えますね。
むやみに痛みを止めるのは危険!!
肩甲骨付近の背中の痛みが
こういった内臓からの反射痛と知らず、
痛み止め、湿布薬、マッサージなどで
むやみにごまかして痛みを消してしまうと、
身体からの大事なSOSサインを見逃してしまうことになります。
確かに痛みというサインは苦痛で厄介です。
すぐに消したくなるのもわかります。
でも痛みが出ているということは、自律神経系が正常に働いているということで、
その結果として身体からの異常を把握することができるんではないでしょうか?
こういった内臓からの反射痛を見逃さず、身体からの声を素直に感じて、しっかりと根本から改善させていきましょう!
自律神経のコントロールセンターである「脳幹部」の定期的なケアーが、正しい生活習慣とともに重要な鍵になりますね。
ご縁に感謝!!
宇佐美太基