えっ!メンタル系のお薬が太る原因に~?
「薬を飲み始めたら太り始めたという人が結構多い。」
ストレスが重なって、疲れが取れず、睡眠不足気味になり、何もする気が起こらないようになってきて、
病院に相談に行ったら「軽いうつ病ですね、お薬を出しておきますから、無理をせずに休息してくださいね」と言われ、
仕事を少しセーブしながら、いただいたお薬をきちんと飲んでいました・・・。
うつ病の人はストレスの影響で、自律神経が乱れ、脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)のバランスが乱れて、体内時計に狂いが生じて不眠などに陥りやすくなるようです。
したがって、処方されるお薬も、脳内の伝達物質のバランスを整えるものが中心になっています。
主なお薬の種類としては、「抗不安薬」「抗うつ薬」「向精神薬」など、また不眠解消のために「睡眠薬」なども一緒に出されることが多いです。
メンタル薬で便秘~過食を生む~?
こういったお薬を飲むと便秘気味になりやすく、特に抗うつ薬のドクマチールは、元々胃薬に使われていたものですから、食欲が増進されることになります。
つまり、体から排出しにくい状況なのに、食べたくなってしまうという矛盾した環境になってしまうのです。(溜まるいっぽうですね)
また、これらのメンタル薬(向精神薬)は、脳に作用して自律神経が乱れるので、汗をかきにくくなるなどの代謝機能がダウンしてきますので、より太りやすくなってしまうのです。
太ってしまうことがさらなるストレスに!!
患者さんによっては、この副作用的な「太る」ということが、新たなストレッサーとなってしまい、さらにひどいうつ状態に落ち込んでしまうことになるのです。
こうなってくると、症状がひどくなるにつれて、どんどん強い薬が処方され、やがて多剤投与になり、慢性的な依存状況にはまっていくことにつながります。
鏡を見るたびに、体重を量るたびに、気持ちがどんどん落ち込んでいき、そしてストレスを解消するために過食してしまう・・・そしてまた体重がふえる・・・・。
こんな負のスパイラルに陥ってはいませんか・・・・?
心の問題を体から癒す・・・。
お薬も必要な時は必ずあるのですが、まずその前に、体のしんどさや、心の重さを感じられたのなら、
ボディの歪み(特に自律神経に直結している脳幹部)に着目してください。
「体がゆがむと心も歪む」・・・まさしく心身一如の関係なのです!
「心のトラブルを体から癒す」・・・・・意外なところが原因になっているかもしれませんよ。
どうか一人で悩んでいないで、お気軽にご相談ください、誰かに話すことだけでも気が楽になるもんですよ・・・・・o(^▽^)o